春ならではの不安定な気候に体調が振り回されています。こんにちは、利用者Hです。
私は先日、某アニメスタジオの美術館に行き、久々の外出休暇を過ごして参りました。
入口では、よく見知った肩なし動物が受付をしてくれました。
館内はスタジオに所属する監督やアニメーターさん達の私物と思われるものが展示してあり、貴重な有名映画の絵コンテ等を実際に手に取って閲覧することが出来ました。
通常の国立や都立の美術館みたく、「触らないでください」というような「~しないでください」系の注意書きが一切無かったのが印象的であり、にも関わらず、展示品は一切汚れていなかったので、訪れる人々の作品達への愛を感じました。
館内から伸びている鳥かごのような階段を一番上まで昇って屋上に出ると、井の頭公園の自然から吹いてくる少し玉川上水の湿気を含んだ風がとても心地良く、傍にベンチがあったので座り、鳥の鳴き声に耳を傾け俗世から離れた時を過ごしました。
都内の大自然の中の美術館は完全に非日常で、アニメを作っている人々の館でしたが机や家具がヴィンテージ感ある洋風で、私は魔術師が住んでいるような印象を受けました。
今日、私がこの記事を作成している場所はカレントですが、思い起こせば先週私は同じ場所で厳しい現実に落ち込んでいました。しかし、美術館から帰ってきた今、私からネガティブな感情は消えています。
取るに足らないことも、別世界を見てみれば何てことなかったんだと気付く。そのキッカケを自ら作り、行動してみること、つまり気分転換は世界の見方も変わる大切な機会だと痛感した休暇になりました。
※スタッフ追伸 (*’▽’)
ファイル構成の都合上、一部写真をオミットしています。
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